群馬と日本酒

群馬県は「かかあ天下とからっ風」で知られる土地柄。女性が強いという意味ではなく、群馬の女性は、男性顔負けな程よく働くという意味です。女性が仕事や作業で家を留守にする事が多かった事から、男性も自分で料理をするようになりました。お酒のつまみなどは自分たちでこしらえるようになったのです。醤油などの濃いめの味付けの酒の肴には、甘口の酒が好まれるようになったのも群馬ならでは歴史です。そんな風土と歴史を大切に思うがゆえに、私たちは常に「甘口の酒」にこだわり続けました。

 

酒が持つ本来の甘さを追い求め

日本酒の原料となる「米」が持つ甘さとは、よくある「べたつく甘さ」ではなく、もっとさっぱりとしていて飲み口も上品なもの。それを追求したのが「四段仕込み」という技術です。従来、酒の仕込みは、発酵中の醪に麹と蒸米を混ぜてゆく方法(段仕込み)ですが、多くの蔵元さんは3回程度です。私たちは、明治の時代よりこれよりも1回多い4回醸していました。さらに「もち米」を使用して、甘さを追求してきました。

 

軟水を使うメリット

いわゆる軟水は「口当たりがまろやかで角のないことが特徴です。」